こんにちは、こんやです。
電車に乗る際、いつも気になることがあります。
それは「優先席で夢中でゲームをすること」です。
前回に引き続き、”やめてほしい行動”について書いていきます。
前回の記事はこちら↓
迷惑に感じる行為
自分がやっても別に問題ないと思っているけど、実は他の人から迷惑に思われている行為があります。
そのような行為は、「なぜ迷惑なのか・困るのか」を知らないと無意識でやってしまうことも多いでしょう。
逆に、「あの行為をすることは他人に迷惑になってしまう」と気づいてしまえば、今後はやめたり控えたりすることができます。
さらに視野を広げると、「あの人がやっている行為は、この人にとって迷惑なのではないか」と他の人を思いやることもできるようになります。
「迷惑行為とはどんなことだろう?」と考えてみることの大切さから、この記事を書いてみようと思いました。
今回は迷惑に感じる行為として「優先席で夢中でゲームをする行為」について書いていきます。
※この記事でいう”ゲーム”とは、ゲーム機で遊ぶことを言っています
ゲームをすること

みなさんはゲームをしたことはありますか。
ゲームはひと昔前までは子どもが遊ぶものというイメージでしたが、現代では大人でもゲームをすることが当たり前の時代になりました。
ゲームは楽しいですよね。
ストーリーを味わったり、新しい発見をしたり、強敵を倒したり・・・ゲームひとつとっても様々な楽しみ方があります。
僕もゲームが大好きです。
小さい頃から現在に至るまで、いろいろなゲームをして遊びました。
ですので、ゲームに夢中になる気持ちはよくわかります。
できることなら寝る時間・食事の時間以外はずっとゲームをしていたいという方もいらっしゃるかもしれません。
ゲームをする場面

ゲームをするのはどんな時でしょう。
- 自宅で好きなように過ごしている時
- 友達と遊ぶ時
- 暇な時間をつぶす時
- ストレスを解消したい時
・・・等、他にもあるかもしれません。
さて、この中で取り上げたいのが「暇な時間をつぶす時にゲームをすること」です。
ゲーム機はニンテンドースイッチやプレイステーションといった家庭用ゲーム機(家の中で遊ぶもの)。
ニンテンドースイッチライトやPSP、スマホ用ゲームアプリといった携帯型ゲーム機があります。
家庭用ゲーム機は、自宅の中で遊ぶものなので、自由に遊ぶことができますよね。
(自由と書きましたが、ご家族の迷惑にならないように気を付けてくださいね。)
けれど、携帯型ゲーム機の場合は場所に限らず、どこでも遊べます。
持ち運びが楽でいつでも楽しめる、それが携帯型ゲーム機の大きな利点です。
しかし、気を付けないといけないこともありますのでこれから解説していきたいと思います。
公共の場での利用に気を付けましょう
先ほど持ち運べて自由な時間に遊べると書きました。
しかし、どこで遊ぶか、自分でしっかり考えて遊びましょう。
外に出てゲームをする理由として、”待ち時間の有効利用のため”や”暇な時間をつぶすため”ということが考えられます。
特に乗り物に乗っている時、遠い場所まで移動する時というのは、ただ座って数十分~数時間過ごすことになるので、非常に暇で退屈してしまうでしょう。
そんな時に、ゲームがあれば退屈せずに楽しみながら時間を過ごせます。
ですので、電車等に乗っている時にゲームをして過ごす人は少なくないと思います。
この時に気を付けてほしいこと、やめてほしい行為があるのでこれから書いていきます。

優先席に座って夢中でゲームをしないようにしよう

電車には優先席があります。
優先席は、身体障害者や高齢者、妊婦や病人といった席に座ることを必要とする人に優先的に座らせるべき席のことです。
僕自身、足の悪い身体障害者なので、立ったままの乗車では身体的に辛く、ほとんどの場合、優先席に座って電車に乗っていました。
優先席に座る際、席の空いていないこともあります。
座っている人が上記に当てはまる人だろうと思ったときには、席が空くまで立って乗ります。
「どうぞ座ってください」と席を譲ってくれる方も少なからずいらっしゃるのでいつも感謝して座っています。
ところが、優先席に座っている人の中には、明らかに回りが見えていない人がいます。
その例のひとつが、今回タイトルに付けた「優先席に座って”夢中で”ゲームをしている人」です。

電車内で静かにゲームをしているなら構いません。
優先席に座ってゲームをしていても、必要な人が来たら譲るのであれば全く問題ないと思います。
ですが、優先席を必要とする人が目の前に来ても、席を譲ろうとせずに全く気にしないで夢中でゲームをするのはやめてもらいたいと強く思います。
本来、電車内でゲームで遊ぶことはやらなくても全く問題のないものです。
それをわざわざ”優先席に座ってまでゲームをする”。そのうえ席を譲らないというのはいかがなものかと思わざるを得ません。
優先席を本当に必要としている人にとっては迷惑でしかないので、このことに気づいて自分の行為を改めてもらえると幸いです。
最後に
「優先席」の存在は、僕(脳性麻痺の身体障害者)にとってとても大事な役割を持っています。
仕事に行く際、自宅に帰る際、電車を利用するなかで座れるか座れないかはその後の体力に大きく響きます。
僕だけでなく、優先席を必要とする方々も同じような思いだと思っています。
日常生活を送るうえで、常に思いやりの心をもって過ごしていきましょう。
こんやの一言
都会に出てきた当初は「優先席を譲ってくれる人はほとんどいないだろう」と思っていました。
ところが、けっこう席を譲ってくれる人が多かったので、いつもありがたく座らせてもらいました。
人を想う気持ちは大切ですね。