「脳性麻痺者」が物を持つことができても移動ができない辛さ

飲み物を運ぶ人
まつなが ひでとしさんによる写真ACからの写真

こんにちは、こんやです。

この記事は、脳性麻痺の障害体験談を書いているので参考にしてもらえればと思っています。

今回は僕が持つ障害について、苦労している話をお伝えしたいと思います。

僕の身体障害

僕は生まれつき脳性麻痺の障害を持っています。

脳性麻痺の障害は、人によって障害の状態が様々なので一概にこういう状態だ、と断言が難しい障害になります。

なので脳性麻痺のことを知りたい人にとっても、人によって状態が異なるので詳細な情報を得ることが難しい内容なのではないのでしょうか。

そこでこの記事では、僕の状態を基にして少しでも情報共有できればと思い記しています。

僕の場合、主に下半身に麻痺があります。

両脚の麻痺が強く、歩行することが難しい状態です。

また、年齢を重ねるにつれて筋肉の硬直も強くなってきました。

小さいころに比べ、脚の動きが悪くなり躓きやすくなったり、足を前に出す動作が難しくなってきています。

このような中、日常生活を送っています。

この記事では、身体障害者が経験している日頃の生活の中での苦労や不自由なことをわかりやすく発信できればと思い、書き記しています。

モノを持って 移動すること

脳性麻痺者が苦労することとして、「物を持つこと」と「移動すること」があげられます。

脳性麻痺は手や足、全身に麻痺を伴うことがあるので、単純なことでも当事者本人にとってはとてもきつかったりします。

僕の場合は上半身は麻痺していないので、両手は不自由なく使えます。

なので、単純に物を持ったりすることができるのですが、それを持ちながら移動することがとても難しいです。

書類を持って移動する時

仕事などでは、書類を持って上司のところに行ったりすることがありますが、正直苦労します。

僕は両手に杖を持って移動しているため、両手が塞がっています。

その状態で書類を持つとなると、杖の持ち方を変えて強引に指で摘まんで書類を持つことになります。

そうなると無理しながら持っての移動になるため、身体に必要以上に負担がかかるので疲れてしまいます。

対処方法としては、誰か他の人に物を持ってもらうことをお願いすること。

ただ、毎回手伝いをお願いしたり、周りに人がいなかったりすると仕事に支障が出たりすると思います。

ですので、そもそもこういった無理や苦労をさせないように、仕事の体制を整えることが大切ですね。

コップに入った水、ラーメン等の汁物を運ぶ時

食事をする際に苦労することがあります。

それは、自分で水や汁物を運ばなければならない時です。

常に不安定な体制で移動することになるので、少しでも持つ体制が悪いと体制を崩してこぼしたり転んだりしてしまう危険性があるからです。

コップに水を入れて自分の机まで持ってくる。

ただそれだけの単純な動作に見えますが、これがどれほど難しいことか。

・・・

まずこぼさないように、立つ姿勢を維持すること。

そして一歩一歩慎重に前に進む。

体制を保つために必要以上に体に負担がかかり、疲れも溜まる。

ゆっくりの移動になるため、時間も多くかかる。

・・・

このように実際に行動してみると、苦労する点が多く出てきます。

外食で食べたい料理があっても、セルフサービスだったりすると自分で運べないので、残念ながらあきらめてしまうこともしばしばあります。

自炊をする際にも、汁物やラーメンを作って食べる際には、それを移動するための方法(食事をする場所までの移動スペースを整える、作ってその場で食べる等)を工夫する必要があります。

対処方法

重いものや量がある場合、一人では非常に苦労するので、遠慮せず他の人に手伝ってもらうことが大切になります。

仕事をするうえで辛かったり難しい場合は上司や周りの人にそのことを伝えることが必要です。

案外、健常者もわかるだろうと思いきや、障害を持つ当事者でないと気づかないこともたくさんあるので、どんどん伝えていくと良いでしょう。

飲んだり食べたりする時も”持ち運ぶ”動作が多々あります。

対処方法として食べ物の場合、汁物があれば誰かに手伝って運んでもらう。

又は、極力汁物は頼まず別の食べ物にするといった方法が考えられます。

飲み物であれば、ペットボトルの飲み物を買う、またはペットボトル等の蓋が閉められる容器に飲み物を入れて持ち運ぶと良いでしょう。

最後に

今回、脳性麻痺者(下半身麻痺)が”モノを持ち運ぶこと”について取り上げました。

人が生活するうえで様々な動作があります。

当たり前にできて何も不自由がない人にとっては、考えることすらないことかもしれません。

しかし一度苦労する体験をしてみると、普通にできる有難さ改善が必要なこと世の中に対する思いなど、様々な視点からものを見ることができるようになると思っています。

こういった思いから、不自由な状況をわかりやすく書いて多くの人に伝えられれば役に立てるのではないか、とこの記事を書いてみました。

今後も、不自由さを感じる体験談を書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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