こんにちは、こんやです。
車いすを利用していると、財布やスマホなど、いろいろ持って移動したい時があると思います。
そんな時に便利なグッズとして「ショルダーバッグ」を紹介します。
僕自身、外出時には車いすを使って移動しています。
車いすを使う中で、ショルダーバッグがあるととても便利だと感じたので、経験をもとに書いていきたいと思います。
車いすで出かける際の準備
買い物や仕事、遊びに行く際、小物類を持って出かけますよね。
健常者であれば、リュックや手提げバッグ等の中に財布やノート、飲み物等を入れて出かけると思います。
車いす利用者の場合も同じような小物を持って出かけます。
一般的な疑問としては、”車いす利用者はどのように小物を持ち運ぶのか”があるかと思います。
多くの場合、車いすの手押しハンドルあたりに「リュック」や「トートバッグ」等をかけて持ち運びます。
背もたれに寄りかかって乗ることが多いので、リュックを肩にかけてしまうと邪魔になるのでハンドルにかけています。
このようにして持ち運びができるので、小物を持つことには問題ありません。
しかし、困ることもあります。
車いす利用者がリュックを使っていて困ること
リュックは手押しハンドルのところにかけて使っています。
一般的に健常者の場合、リュックから物を取り出すときは一度リュックを肩から降ろし、目の前に持ってきて必要なものを取り出しますよね。
しかし、車いす利用者の場合は座った姿勢のまま後ろに手を回してリュックを取るか、リュックを開いて物を取る形になります。
時間がかかってしまうし、なにより見えないので正直取りにくいことが困ります。
僕はある程度体幹があるので、後ろを向くために体をひねってリュックを取ることができますが、体幹が弱い人だとけっこう苦しいと思います。
財布を取りたい、袋を取りたい、そう思って後ろのリュックに手を回しても、「位置がわかりづらくてなかなか取れない」ということもよくあるのではないでしょうか。
そこで活躍する便利なものが『ショルダーバッグ』です。
ショルダーバッグの利点

車いすを利用して半年くらいは背中のリュックと服のポケットを利用して小物を持っていました。
しかし、着る服によってポケットが無かったり、取りづらいといった問題もありました。
そこで買い物に行った際に試しに買って使ってみたのがショルダーバッグでした。
ショルダーバッグの利点は、”肩から下げて足の上において使える”ことです。
肩から下げているので、ただ足の上に置いている時と比べて落としにくいこと。
そして、足の上(お腹付近)に置いているので、必要なものを目で見てすぐに取り出せることです。
ショルダーバッグのおかげで、楽に財布を取ったり、スマホを取り出したりできるようになりました。
他にもハンカチやティッシュといったものも、ズボンのポケットからでは取り出しにくかったものがショルダーバッグから楽に取り出せるようになったのでとても助かっています。
買った当初は、「リュックよりも収納スペースが小さいからそんなに効果はないだろう」と思っていました。
しかし、よく使う財布やスマホ、無くしたら困る部屋の鍵等もしっかりしまえてかつ取り出しやすかったので、ほんとうに買ってよかったと思っています。
カバン類の使い分け
僕が外出する際、背中のハンドル部分にはリュックを、足の上にはショルダーバッグを置いて使っています。
リュックには、大きい物や重い物を入れて持ち運ぶようにしています。
食料や本、服などがメインですね。
手元のショルダーバッグには、財布やスマホ、定期といった小物類を入れて使っています。
用途に合わせて使い分けすると、必要なものの場所がすぐにわかって取り出しやすくなるので便利です。
最後に
今回、車いすで小物を持って移動する際に便利なものとして「ショルダーバッグ」を紹介しました。
改めて見てみると、僕たちは日頃様々な小物を持って出かけているんだなと気付きます。
「より快適な車いす生活を送るためにはどんなものが必要になるのか」という視点で今後も記事を書いていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
こんやの一言
物を運ぶ際のグッズの大切さを実感する日々です。
ショルダーバッグに手頃なサイズのデジカメを入れて外出するもの良いですよ。
観光に行く際にもショルダーバッグはとても役立ちました。